おとなの寺子屋とは

おとなの寺子屋は2017年、地域でのキャリア教育を通して、子どもが将来の夢や希望を持ち、その実現に向けて大人も努力できるよう支援することを目的に設立されました。

二子新地の地主系大家・木村憲司、地域づくりプロデュース会社NENGOの和泉直人(現VON VOYAGE代表取締役)、学者夫婦の平原憲道・ちひろの三者がそれぞれの特性を生かし立ち上げました。

左から平原憲道、平原ちひろ、木村憲司、和泉直人

2030年―今はない職業についている子どもが6割を超え、労働人口の約半分がAIやロボットに代替されます。その頃には、教育熱心な親が子どもに期待する「よい職業」の多くは、社会から消えているかも知れないし、親が育った昭和の価値観では考えられないような新しい仕事が星の数ほど登場しているでしょう。

予測困難な時代において、子どもを育てるためには、まず親世代がこの急激な時代の変化をとらえ、自らが先見の明を養う必要があります。おとなの寺子屋はこうした時代背景を踏まえ、子育て世代を対象とした地域・コミュニティの学びの場としての役割を担う活動を行ってきました。

子どもが将来の夢や希望を持てるよう、様々な職業のおとなを講師に招き、その職業について学ぶ、「なるには」講座。これまでに建築士、医師、看護師、サッカー選手、政治家、ロボット開発者、ダンサーをお招きしました。

写真は小児外科医の渡辺栄一先生の、お医者さんに「なるには」講座の様子。

白衣を着たちびっこ先生達は、ちょっぴり怖い内視鏡手術の映像を見ながら、一生懸命お話を聞いていました。「お医者さんになる」という夢、叶うといいですね。

川崎市の福田紀彦市長を講師に迎えての、政治家に「なるには」講座の様子。

「私が川崎市の市長になったら〇〇を実現します!」と、福田市長の前で公約を発表。そして立候補した子供達は名刺交換しました。

マインドフルネス講座も定期的に開催。

講師は、世界にマインドフルネスを提唱した禅僧ティク・ナット・ハン師などの著書の翻訳、マインドフルネスのファシリテーターとして活躍されている島田啓介さんです。

たくさんの仲間と共に。撮影は写真家の綾邊和彦さん。少林寺拳法川崎稲田道院の道院長(六段)でもあります。
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